Twixtor のPro版と、スタンダード版の違いは、Twixtor のスローモーション効果を適用すると動きが破綻してしまう部分が出る場合(人物やその輪郭が背景と混ざってグニャリとなってしまうなど)、Pro版はその破綻する素材の動きを部分的に補正する機能が搭載されていることです。
Twixtor は前後のフレームを解析し、中間フレームを予測して存在しないフレームを擬似的に生成します。そのため前後のフレームで動きが大きく異なる素材では、補間がうまくいかず、動きが破綻してしまいます。
例えば全体にゆっくり前方に歩いている群衆の中で、突如建物の影から左右を横切る人が現れた場合、突如現れた人の動きの方向とスピードが全体の群衆の動きの方向とスピードとマッチせず、スローモーションが破綻してしまうことがあります。
その場合、Twixtor Pro版は、搭載する機能によって素材に映るオブジェクトの動きを制御し、補間の精度を上げることができます。
まず動きが異なるオブジェクト(例:突如建物の影から左右を横切る人)のマスクを別途作成します。(Twixtor には、マスクを作成する機能は含まれていません)Twixtor Proの【FG Settings】で、そのマスク(前景レイヤー)を指定することにより、前景と背景の物体を別々にトラッキングすることが可能です。こうして動きが異なる素材のパーツを分離した解析をすることで、補間の精度を上げることができます。
またTwixtor Proの【Track Points】は最大12のトラッキングポイントの指定できます。トラッキングポイントを任意の部分に置くことで、フレーム解析時にポイントの動きも計算され、補間の精度をアップさせます。
Twixtorのハイスピードカメラで撮影したのようなスローモーションは、あくまで擬似的に作成されるものです。Pro版だからといって、完璧な補間ができる訳ではありません。適用する映像素材によって結果は異なるため、まずはデモ版をお試し頂き、補間結果をご確認ください。デモ版はプレビュー画面に×印が出ますが、機能は製品版と同様です。
もしPro版の機能がすぐに必要ない場合は、まずはスタンダード版のご利用をおすすめします。スタンダード版からPro版へのアップグレードもご用意しております。Pro版の機能が必要になった際アップグレードをご検討ください。
Twixtor スタンダード版からProへのアップグレード |